fulalafuの冒険

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2019.07.18

予期せぬ事態

試合開始前。
ウォーミングアップのために軽いキャッチボールを始めた選手たちをぼんやりと見ていた。
学校のみんなが応援してくれる中で試合をするというちょっとした緊張や恥ずかしさ、そして誇らしさ、そんな気持ちが入り混じったなんとも言えない良い時間なんだよぁ、なんて考えながら。
そうしたら突然、何の前触れもなく涙がポロポロ溢れてきて、予期せぬ事態にかなりうろたえてしまった。

4月に息子の膝の手術が決まり夏の大会は無理とわかった時点で、比較的早く様々なことに対する気持ちの折り合いをつけたつもりでいた。
こんな話はよくあることで、今回はたまたま息子だったっていうだけ。もちろん残念だし息子にとっては辛いことだとは思うけど、この経験はきっといつか何かの役に立つはずだし、そうなるように助言するのが親の役目、これはこれで貴重な体験なんだと。

でも実際にキャッチボールをしている選手の姿を目の当たりにしたら、やっぱり息子のユニホーム姿見たかったな、息子は今どんな気持ちでみんなを見ているんだろ、みたいなことが一瞬頭の中をよぎってしまって、そうしたら…。

気持ちの整理や折り合いのつけ方(のようなもの)は比較的きちんとできると思っていた自分。
そして、どんな理由であれ中高年オジサンの涙ほどタチの悪いものはないと思っている自分。
今後はもう少し慎重にならなければいけないみたいだ。


fulalafuの朝顔、きれいに咲き始めましたよ。

という訳で昨日の試合、惜しくも負けちゃったから野球は強制引退の息子。
やるべきことはただ一つ、そう、おべんきょう。
野球が消化不良だろうがなんだろうが、そんなのかんけーねー!
膝の軟骨があっちへ行こうがこっちへ行こうが、そんなのもかんけーねー!
野球関係の洗濯物から解放され力があり余っているキャロラインにしっかり監視されながら頑張りなさい。
ご愁傷さま~。